ロシアのモスクワではなく地方のクラスノダールという場所で公立小学校に通っていた子供。一般的には公立の学校は11年という長い時間を同じ学校に通うことになります。日本とは明らかに学校の役割が違うなと感じた娘の小学校1年生生活でした。ミーシャはモスクワに通っている6年生の小学生男子で、甥になります。
今年はコロナのため1/11まで休みでしたが、その後も分散登校が続いているようで半分通学し残りはリモートでという風になっているそうです。やはりコロナが蔓延しているんでしょうが、ロシアは人数が如何せんはっきりしないのでより恐ろしいです。ダーチャで過ごしていたようですが、今年はマイナス30℃まで寒さも襲っているようです。脳が凍るよと言われたロシア生活を思い出しますw。
ロシアの小学校義務と2つ目の学校
一般的には義務教育は9年とされているので区切るとしたら初等教育が1年生から4年生、基礎普通教育が5年生から9年生となります。その後は希望者が中等教育学校へ通うことになります。10年生、11年生が高校生ということになります。

ロシアのほとんどで1年から11年の一貫教育が行われているようです。
学校としては基礎普通教育学校(学校の中にもリッツェイ・・組があったりします。)と国立系の学校(リッツェイ、ギムナジウム)があります。国立系のほうがより深く学ぶというイメージです。
娘は国立学校でした。その他にも外国語・物理・数学・芸術など特定の分野を専門的に学ぶ特別学校という存在もあるようです。
小学校1から4年生では学校に行く時間が本当に短いというのが実感です。掃除などは学校でするので生徒がすることはまずありません。そしてご飯時間も本当に短いですから

あっという間にかえってきます。遊ぼ!

小1だと11時ごろには毎日帰ってくるしこれでいいのかロシア生活と唸っていました。4年生ごろになると12時から13時の帰宅になります。4,5時間授業となります。
ロシアでは放課後時間がたっぷりあるし「子供は忙しいほどに優秀になる」ともいわれているそうでモスクワでは2つ目の学校があります。希望すれば入れるということは、お金があれば入れるという事です。金銭的に余裕がある家庭でないと難しいですね。平均月収が4,5万円だから・・・・。普通(一般家庭)は無理ですね
地方で私も始めはいろいろ通わせていたけど、金銭的に厳しくてやめました。結局ネットに頼り、無料テキストをかき集めて一緒に勉強するという毎日。
話はずれましたが、地方でも英語塾や入学前の勉強、絵画教室、歌、新体操などの習い事などがありますよ。学校という形は見かけませんでした。放課後に音楽とかクラブ程度物はあり、料金は発生するとはききましたが。
小学校の長い休み
ロシアの学校の休みは結構長い。世界一長いと思ってしまう程でしたが、統計によると日本と変わらないとなっています。ですが小学校初等時は本当に短いので平均して出しているのかはわかりませんがあてにはならないかなと思われます。
ちなみに日本774時間、ロシア737時間となっています。👈絶対嘘や( ;∀;)
夏休みは3か月と言われていますが、5月の終わりくらいには休みに入っちゃってます。9月も入ってすぐ授業ではないですから。
夏以外にも春・秋・冬もしっかり休みがあります。日本より長かったりします。


ロシアの義務教育だけでは危機感を覚えます。かなり厳しい現実です
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