ロシア連邦、シベリア西部の北のヤマル地区。その中の村に行くまでの経路のお話です。ツンドラ地帯は道路もない為ヘリコプターを利用しています。 隣の村に行きたかったらヘリに乗らないと行けません・・・オイミャンコと似たり寄ったりの寒さ。
モスクワから出発するとシェレメーチエヴォ国際空港又はドモジェドヴォ空港からまずはサレハルドという街まで飛行機で行かなければなりません。
チケットの値段は片道15000円~です。約3時間で到着します。
サレハルド市からヤル=サレまで約160キロです。ヘリコプターに乗っていくしかないです。
飛行時間約55分です。
ヘリコプターでしか行けない極寒地
週1~2便 4000ルーブルだそうです。(2019年お値段高くなっています)出発30分前から人が集まってきて(あんまり早く集まると凍るらしい)
爆音なので耳栓を配っています
安全第一 安全性の指示を確認!
客が乗って、10分間エンジンを温めて離陸します
携帯の電源を切る必要はなく、飛びながらインタネットを楽しめます
出発!
機内の状況 爆睡ZZZ
ツンドラ 雪の砂漠
間もなく着陸します
ヤル=サレ ヤマル州の州都です 人口は約7千人です
この村からも道路1本もありませんので、またヘリでしか出れません・・・
サハ共和国オイミャンコの最低気温はマイナス71、2度
極寒ですね かの有名な ロシア・サハ共和国の北東部にあるオイミャコン村では、1933年2月6日に -71.2℃(-96°F)の気温が記録されていますが・・・ここも負けていませんね マイナス50℃くらいでしょうか。でも風が強く体感温度はいかほど?
「ヤマル」は共和国人口の7パーセントほどのネネツ人が離すネネツ語で「世界の果て」を意味する。パーカーの語源がネネツ語由来なんて知りませんでした
へり停です (/ω\)寂しい
伝統も去りゆくロシア?
もともと伝統的で大規模なトナカイの遊牧が、ロシア連邦内では最もよく維持されている地域で、渡り鳥なども多く生息。同時に、ヤマル半島にはロシアで最大量の天然ガスが埋蔵されている。ロシアの巨大ガス企業ガスプロムによりヤマルプロジェクトなるものが計画されていた。伝統的なトナカイの遊牧に重大な影響が心配されている。
真相は闇の中?追い出されたりっていう事はロシアあるある,オソロシア?ですね。寒い中行ってみたい方は寒さ対策してお出かけください・・・いかない、ね(笑)
ちなみにロシア南部にいる頃に、何人も北部からの移住者がいました。ロシア人で、そこで生まれ育った人でももう帰りたくないそうです。
ロシア人も恐れる極寒ロシアの地
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